5月下旬からの1ヶ月は、白い花が多いような気がします。
いつもなら、梅雨の曇天のもと、日々濃くなる緑の中で、神々しく輝く白い花たちですが、梅雨入りしてるのやら、してないのやらの晴れの多い今年は、太陽に向かっていく強さを感じさせます。気のせいか例年より花つきも良いような。
水不足だからか、葉はむしろうなだれて、花だけが特に太陽に向かって、上に開くように見えます。(例外はハリエンジュ)
特にガマズミは、早くから蕾が付いていたのになかなか開かず、例の雹騒ぎ(6/3)の時は固くまだ蕾を閉じたままやり過ごして、ようやく嵐の後に花が開きました。慎重に時を見計らっていたのかな。
花を開くということが、草木にとって命懸けなのだということを感じます…。早速小さな虫も沢山来ていました。
そしてあっという間に花期は終わりました。
ハリエンジュから始まり、のいばら、やまぼうし、ガマズミ、白いあやめ、そしてついにドクダミ。白い花のパレードです。
ヤマボウシ