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夏の朝の雨

雨音に起こされるのは、久しぶりのような気がします。ここ数日晴れの日が続き、そろそろ浅間高原全体に水撒きが必要な気がしていたので、タイミング的には良いかもしれません。
太平洋側は晴れているみたいな日の雨は珍しいです。長野県のなかでも、東信地方は、むしろ関東の天気が参考になるようなのですが、今日は日本海側が雨のようですから。

夏の風物詩と言えば「夕立」と言うくらい、夕方の雨は高原の夏にはつきものでしたが、ここ10年くらい(いやもっと?)、夏の雷雨はむしろ関東平野の方に転居した感があります。しかも、ゲリラ雷雨等という名付けもされて。

太陽が照りつける中、積乱雲がむくむくと立ち上がり、やがてかき曇りピカッと稲光が!その後、どひゃと雨が降り始め…という急な雷雨は雨宿りせずにはおれないほどすさまじく、それでいて短時間に雷雲は去り、日が射しはじめヒグラシがカナカナ…。
そんな典型的な夏の雷雨には、久しく遭っていないような。なぜなのだろう…。

ただいま16℃なり。ヒンヤリ涼しいのは大変助かりますが、この気象の変化が、生態系に影響がでないのかが心配です。

昨今の日本全土の猛暑に関して、いかにこの夏が暑いか、異常かを連呼しているだけでなく、その解明をしていかないと、手遅れになると憂いています。

素人考えでは、降ってくる雨がもっと活用されていったら良いように思うのですが…。

朝の雨のお陰で、いつもより2、3℃低いのは、雨雲で太陽光線が遮られたからなのだと思いますが、気温をコントロールできるのは、太陽だけではなく、「水」と「土」、そして「植物」です。

あら、雨があがりました。
土が雨を吸って、草木が生き返りました。土のなかにこの水分があれば、数日は樹木エアコンが頑張ってくれそうです。

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