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レ小僧の独白3

ペンギン・カフェ・オーケストラ『ようこそペンギン・カフェへ』

英の作曲家サイモン・ジェフスが中心の楽団。現代音楽の発想で民俗音楽やミニマル音楽、ロックやフォークを適当にミックスしたような、不思議なスタイルで人気を得た。1976年、ブライアン・イーノ主宰のオブスキュア・レーベルから登場。脱力系のユーモア溢れる演奏は、当時の何でもありの時流に合致、映画や舞台、CMなどでもよく使われた。ジェフスはのちに環境音楽の大物としてサブカル的な支持を集めた。97年に脳梗塞で死去。

中身はもちろん、ペンギン人間のグロいジャケも注目された。一聴へたうまぽいが実は高い技巧と毒を含む彼らの音楽スタイルを、実に的確に視覚化している。日本ではイラストレーター八木康夫が彼らのファンで、日本盤の解説をデザイン入りで担当している。

 

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