数字的には暖冬なのかもしれないけれど、明らかに昨年よりも自然界に痛めつけられているような気がします…。
24センチの積雪は、大雪一歩手前ですが、何せここは寒冷地なので、そう簡単には雪は消えません。それどころか、幹線道路に入った除雪車が、その24センチを路肩にグイグイ寄せて行くため、路肩には40センチの雪の壁。降ってすぐは柔らかいものの、例え晴れても、気温が真冬日だと、太陽光線で溶ける嵩はしれており、翌日ともなると、壁の表面はがりがりとなりスコップで掘っても重いのなんの。あーあ、初日に頑張っておくのであったと後悔するはめに。
自宅から店までは、距離は15分ほどながら、標高差が20mあり、つまり下山となるので、雪道のままなら問題なくても、氷の道となると大変危険。なにせ斜めのスケートリンクですからね。
滑り止めのついた靴で、乾いたアスファルト面か、積雪のある箇所を選んで、時間をかけて歩きます。
何が言いたいかというと、やはりここは車社会であり、特に冬は。免許返納後には、暮らしにくい土地柄であるということ。
あと何年ここで冬を過ごせるかなあ…。
それでも、薪ストーブを焚いて、ぜんざいなど食べながら、雪解け水が太陽光に光りながら落ちていく様や、餌台にやってくる野鳥たちを窓越しに見物するのはオツなものです。
雛人形の紅がいっそう目に沁みる白い三月三日なり。